テレビ静岡「7月以降はマスク撤廃が必要な深刻な理由」(矢野邦夫医師談)
なぜ?「7月以降はマスク撤廃」が必要な深刻な理由 感染症専門医の視点
テレビ静岡が行ったインタビューの書き起こし記事。
浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫医師の談。
「マスクの撤廃が必要」と受け取って驚き、次にまたタイトルで誤解させる形式かと疑いましたが、実際に読んでみるとニュアンスはほぼ間違っていません。
もちろん医師の主張は「2022年7月以降はマスク着用義務が撤廃されるのではないか」という予想ですが、そのあとの説明は「マスクの着用を減らした方がいい」という内容になっています。
マスクのデメリットとして、第一に夏場の熱中症による被害の問題。第二に、手足口病やヘルパンギーナやサイトメガロウイルスのような病原体は、「子供のうちに感染しておけば健康被害が少ないが、大人になってから感染すると大きな健康被害が出る」ものなのに、マスクのせいでその感染が妨げられているという主張です。
また新型コロナに関しては「ブースター接種」「治療薬・治療方法の普及」「変異株の重症化率の低下」という三つの安心材料があるため、やっきになって感染予防をしなくてもよくなるのではないかという論です。
日本でもマスク着用義務を完全撤廃するのであれば、当然ながら飲食店営業の制限や大規模イベントの制限もなくなることと思います。
イギリスの動きに習うならば、陽性者の隔離義務もなくなりますし、入国制限さえも撤廃されるでしょう。これならば日常が戻ってきたと言えます。
そんな日があと半年で来るのでしょうか?